防犯カメラには、固有の特徴や様々な特殊機能が搭載されています。こちらではその機能を紹介しています。
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<対応アイコン> CCD(Charge Coupled Device)は、電子の目と言われる防犯カメラにおいて主要なデバイスで、この後に記載されているDSPとこの映像素子の組み合わせが防犯カメラの性能の大部分を決定します。 防犯カメラに使われる映像素子は基本的にCCDですが、ごく少数CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を使ったカメラもあります。CMOSの技術向上でこの二つの差は無くなってきていますが防犯カメラ市場においてはまだCCDが主流となっています。 <参考:Wiki>CCDイメージセンサ |
ネットワークカメラの普及により、大きい画像の処理に向いているるCMOS搭載が多くなってきています。 |
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<対応アイコン> 映像素子やマイクから送られてくる信号の処理に特化したマイクロプロセッサです。 同じDSPを使用していてもDSP内部の設定はベンダーごとにまちまちで、このバランスが映像や音声の質に差をつけています。つまり、よりベストな設定が出来るベンダーのカメラがいい製品と言えます。 <参考:Wiki>デジタルシグナルプロセッサ |
「MOS」と同様にPanasonicは独自の形態をとっており、他社のカメラでのDSPにあたる部分はシステムLSIと言われる統合プラットフォームがこれにあたります。 |
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<対応アイコン> こちらは機能というよりは性能なのですが(Pixel:ピクセル)とも言われ防犯カメラを選択する上で重要な要素となります。 → 画素数による画面の大きさ比較 |
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<対応アイコン> こちらも画素数と同じく機能というよりは性能なのですが、防犯カメラを選択する上で重要な要素となります。 |
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<対応アイコン> 被写体に赤外線を当てその反射光を利用して光がまったくない0Luxの状態でも映像を映し出します。 |
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<対応アイコン> 別名:デイナイトカメラとも言われ、人間の目では見えないような暗い場所も僅かな光を電子的に増幅させ被写体を映し出す事が可能で、昼夜問わずの監視が可能です。 |
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<対応アイコン> 防犯カメラ機器の防水性能については、他の電気機器と同様にICE規格529のIP(International Protection)で表され、
固形異物、水に対するそれぞれの保護等級で表示されます。
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第1記号(人体および固形異物に対する保護) | ||
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記述 | 保護の程度 | |
0 | 無保護 | 特には保護されていない。 |
1 | 50mmより大きい固形物に対する保護 | 人体の表面積の大きな部分、例えば手などが誤って内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
2 | 12mmより大きい固形物に対する保護 | 指先、又は長さが80mmを超えない指先類似物が内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。直径12mmを超える固形物が内部に侵入しない。 |
3 | 2.5mmより大きい固形物に対する保護 | 直径又は厚さが2.5mmを超える工具やワイヤなどの固形物体の先端が内部に侵入しない。 |
4 | 1.0mmより大きい固形物に対する保護 | 直径又は厚さが1.0mmを超えるワイヤが銅帯などの固形物体の先端が内部に侵入しない。 |
5 | 防塵形 | 粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。 |
6 | 耐塵形 | 粉塵が内部に侵入しない。 |
第2記号(水の浸入に対する保護) | |||
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記述 | 保護の程度 | 試験方法 | |
0 | 無保護 | 特には保護されていない。 | 試験なし。 |
1 | 滴下する水に対する保護 | 鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けない。 | 滴水試験装置にて鉛直滴下を10分間散水する。 |
2 | 15°傾斜した時落下する水に対する保護 | 正常な取付位置より15°以内の範囲で傾斜した時、鉛直に落下する水滴によって有害な影響をうけない。 | 滴水試験装置にて15°傾けて設置し、10分間(各方向2.5分間)散水する。 |
3 | 噴霧水に対する保護 | 鉛直から60°以内の噴霧水に落下する水によって有害な影響をうけない。 | 各散水孔当り0.07L/minで鉛直方向から両側に60°までの角度で10分間散水する。 |
4 | 飛沫に対する保護 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響をうけない。 | 各散水孔当り0.07L/minであらゆる方向から10分間散水する。 |
5 | 噴流水に対する保護 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響をうけない。 | 放出部ノズル径φ6.3、12.5L/minであらゆる方向から外皮表面積1㎡当り1分間のべ少なくとも3分間以上散水する。 |
6 | 波浪に対する保護 | 波浪または、いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない。 | 放出部ノズル径φ12.5、100L/minであらゆる方向から外皮表面積1㎡当り1分間のべ少なくとも3分間以上散水する。 |
7 | 水中への浸漬に対する保護 | 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響をうけない。 | 水深1m(機器の高さが850mmより低い場合)に30分間没する。 |
8 | 水没に対する保護 | 製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する。原則として完全密閉構造である。 | メーカーと機器の使用者間の取決めによる。 |
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<対応アイコン> 高感度機能の発動時、焦点距離が変わる事により微量のピントずれが発生します。IRフィルタ機能は、高感度機能発動と同時にレンズと映像素子の間にフィルタを差し込むことによりこれを回避する機能です。 |
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<対応アイコン> WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能は、被写体が逆光状態で影になり暗くなって見えなくなるのを補正します。WDRの性能はdB(デジベル)で表されこの数値が大きい程、補正能力が高くなります。 |
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<対応アイコン> DNR(デジタルノイズリダクション)は、映像に混在するノイズをデジタル処理で減少させ映像の質を向上させます。 |
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<対応アイコン> DIS(デジタルイメージスタビライザー)は、風や設置されている建物自体の微振動をデジタル処理で修正してブレの無い安定した映像にします。 |
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<対応アイコン> ズームには、レンズの機能で映像を拡大させる「光学ズーム」と、映像をデジタル処理で拡大する「デジタルズーム」があります。 |
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<対応アイコン> 電源50Hz地域(東日本)の蛍光灯下で、防犯カメラのを使用すると映像のちらつき(フリッカー)が発生します。 |
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<対応アイコン> プライバシーマスキングとも言われます。映像の枠内の一部だけを見せたくない時やプライバシー上の理由などで映像の一部を隠したい場合に使用します。 |
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<対応アイコン> あまり使わない機能ですが、設置が通常とは反対にしかできない場合や鏡に映った被写体を撮影する場合に使います。 |
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<対応アイコン> OSD(オンスクリーンディスプレイ)は、接続されたモニターに機器設定の画面を表示します。 |
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<対応アイコン> SD/SDHCのアイコンがついているカメラは、カメラ本体にSD/SDHCカードを組み込む事ができカメラ自体で録画する事ができます。 |
SDHC【SD_High_Capacity】は、SDカードの上位規格で上限が2GBからより容量の大きい32GBとなっています。 |
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<対応アイコン> ドーム型防犯カメラ特有の機構で、内部のカメラ基盤を支える軸が3つあることであらゆる角度にカメラを向ける事ができます。 |
<対応アイコン> ボディ素材に強化プラスチックやポリカーボネイトやスチールなどを使用することで、カメラ本体を破壊から保護します。 |
<対応アイコン> 音声の入出力端子がついていれば、マイクを接続しての音声の収集やスピーカーを接続しての音声発信ができます。 |
<対応アイコン> マイク内蔵のカメラであれば、音声の録音ができます。 | |
カメラに標準装備されているマイクの性能には、過剰な期待は禁物です。「カメラの周りの音が、まあ聞こえる」くらいの性能の物がほとんどです。 |
<対応アイコン> 映像線と電源線が重畳式で1本の同軸ケーブルで伝送できます。長距離の配線や配管スペースに制限がある場合に用いられます。また、配線がシンプルになるので多数のカメラを設置する場合にも向いています。 |
<対応アイコン> 【 Power over Ethernet 】の頭文字を取ったもので、ネットワークカメラ特有の機能です。通常カメラに必要な電源はアダプタなどから供給、映像などのデータはLANケーブルにてやり取りしますが、PoEは同じLANケーブルを使い電源を供給する技術です。 LANケーブルはカテゴリ5以上が必須で、またカメラの対になる部分には専用の給電ユニットやPoE対応ハブが必要となります。 |
- 固定(短焦点)レンズ - - バリフォーカル(変倍)レンズ - |
<対応アイコン> 防犯カメラの機能というのはちょっと違うかもしれませんが、レンズも必須アイテムとなります。 |